2015年マスターズサードラウンド

2015年、マスターズサードラウンド。ジョーダン・スピースの安定感が止まりません。

2015年マスターズサードラウンド

スピースを見ている限り、他のプレーヤーよりも格段に安定感があるように見えます。この安定感を最終日に維持することができるのか、それとも昨年同様、潰れてしまうのか、スピースの成長度合いが問われるところです。

サードラウンドでスコアを伸ばしたのは、ジャスティン・ローズ。全米オープンで優勝したのは2年前。日本でもおなじみのプレーヤーですが、個人的は特に突出した特徴はない選手という気もします。

スピースにしろローズにしろ、すべてにおいて特徴がないというのは逆に言えば良い意味で、」すべてにおいて悪いところがないということになるかもしれませんね。

ローズと同じくこの日スコアを伸ばしたのが、フィル・ミケルソン。年齢も40代になりましたが、相変わらず攻めまくるところは変わりません。大きく変わったところは、以前であればアプローチといえば、すべてロブショットでしたが、ここ数年はロブにこだわっていません。

マスターズチャンピオンのミケルソンはマスターズの勝ち方を知っているだけに手強い存在になるでしょう。

優勝争いをスコアで考えてみると4位のチャーリー・ホフマンの10アンダーまで明日の最終日の優勝争いができる順位になるかもしれません。

上位の選手がけん制し合うこともあるかもしれませんが、ミケルソンがいる以上、それは許されないでしょう。彼がいるだけで良い意味でかき混ぜてくれそうで楽しみですが、スピースのステディーなプレーを見ていると応援したくなるのは私だけではないと思います。

日本人期待の松山英樹、復活を果たしたタイガー・ウッズ。共に最終ホールでボギーを打って流れを止めてしまわなければいいのですが・・・松山は今後の糧に、タイガーはゴルフ人生を続けるための大切なトーナメントになりそうです。

明日、ダスティン・ジョンソンが飛距離を武器にフロントナインで大爆発すればもっと楽しくなりそうですが、本日はスコアを落としています。

年に一度のマスターズ。最終日も楽しみたいです。

ではまた