“けん”です。本日のゴルフレッスンは「いいわけゴルファーの実力」です。どこにでもいいわけゴルファーは存在します。みなさんのまわりにも複数いるはずです。今回、ご紹介する”いいわけゴルファー”は、自分の実力を勘違いしているゴルファーということでお話します。
ラウンド終了後スコアの話をするときに、または、練習場でスコアを尋ねてしまった!?とき「このあいだのラウンドはどうでしたか?」なんて言ってしまうと、予想通りに答えが返ってきます。
たとえば・・・90打でラウンドしてきた”いいわけゴルファー”です。
■「OB3発も打ったよ」
■「3パットを5回もした」
■「アプローチが1つも寄らなかった」
■「打てなかった」
■「バーディが1つも無かった」
これくらいは必ず言います。それでは”けん”的にご説明しましょう。
■「OB3発も打ったよ」
「OBを”3発”も打ってしまった」といいます。私たちも「お気の毒に」という顔をしてあげなければ、勘違いゴルファーのやり場ありませんよ。どのホールで打ったのかなど聞いてあげるとさらに話は”弾む”でしょう。しかし心の底では普段から1~2発は必ず打つので1発多いくらいなものだよな、なんて思っています。
■「3パットを5回もした」
3パットは5回したことはよく覚えているようですが、2メートルのパットを2つ、5メートルのパットが1つ、一発でカップインしたことは忘れているようです。それだけで十分じゃないの、と言いたいですよね。差し引きゼロになるのがゴルフです。
■「アプローチが1つも寄らなかった」
「アプローチでダフってばかり」で1つも寄らなかったよ、なんて言いますが、こちらの気持ちを直接伝えることはタブーなので、心の中で「1つでもアプローチが寄るほうがめずらしいよ。」そんなことをいうお前に”ビックリ”です。
■「打てなかった」
木や林などがスタイミーになり打てなかったと嘆きます。しかし、ゴルフは平均するとみなに平等です。自分ばかりがトラブルに陥ることなど無いのです。幸せなヤツです。
■「バーディが1つも来なかった」
これも同様に、バーディーなど滅多に取らないのに、普段は最低2つくらいは取るぞ!くらいな勢いで話します。
どこまで自分を過大評価すれば気が済むのでしょうか。それではその評価通りにスコアに換算してみましょう。
■「OB3発も打ったよ」で6つ余計に打った
■「3パットを5回もした」で5つ余計に打った
■「アプローチが1つも寄らなかった」ので普段は3つは寄せるとしましょう
■「打てなかった」で打てたとして1つ
■「バーディが1つも無かった」で2つほど取らせて上げましょう
それで余計に打った合計が「17打」です。90でラウンドしているので
90-17= 73 打
お前はどこまで幸せなんだ!と言いたくなります。しかし、こんな勘違いゴルファーも冷静になるときがあるわけです。それはプライベートコンペなどハンディを自己申告するときです。
コンペ関係者「”いいわけゴルファー”さんはどれくらいでラウンドされますか?」
“いいわけゴルファー”「90くらいです。」
コンペ関係者「お噂では上手らしいではありませんか!」
“いいわけゴルファー”「とんでもないです。90くらいです。」・・・
・・・なんと謙虚なことでしょう。
しかし、”いいわけゴルファー”本人としては、90にしておけば優勝できると思って申告しています。それでもラウンドすると・・・
90なんです
というわけで”いいわけ”がはじまります (゛ `-´)/ 「OB3発も打ったよ」「3パットを5回もした」・・・・・
ではまた
古閑美保プロ、伊藤園レディース、おめでとう
伊藤園レディース、初日にいってまいりました。
この大会の結果は、古閑美保プロが、見事に優勝しました。
まだ、プロのブログには優勝のメッセージは乗ってい…