ゴルフな気分-ゴルフクラブの選び方/売れ筋ギア

ゴルフって何だろう?週末になると昼間のテレビで放送されているスポーツなんだけど、ほかのスポーツとは少し違う気がする。そんな方にゴルフの基礎知識を解説します。これを読めばゴルフが多少分かるようになるはずです。

ゴルフの起源

もともと、ゴルフはイギリスのスコットランドが発祥地とされています。いろんな説があるようでオランダや最近では中国も名乗りを揚げているようですが、一般的にはスコットランド説・オランダ説が有名です。

スコットランド説は、羊飼いがウサギの巣穴に杖で石ころを転がし入れて遊んていたことから始まったとされています。それが現在では立派なスポーツとして成立しているのです。紳士のスポーツとして広く知られているゴルフなのです。

ルールは至ってシンプル

ゴルフを始めようとしている人でもルールのことが気がかりで初デビューに踏み出せない人も多くいるのではないでしょうか。ルールはとてもむずかしく感じますが、基本的に「あるがままの精神」を重んじているわけですから、むずかしいことはありません。それ以外のことをしようとすると複雑なルールに縛られることになることもあります。

スコアの数え方をある程度学ぶ上でとても役に立つツールがテレビゲームです。「みんなのGolf」などでしっかりと打数を数えることができるようになればきっと本番でも役立つはずです。実際に私もマリオのゴルフでかなりラウンド数をこなしていました。当時は、ツインファミコンでしたけど。

どうして18ホールなの?

この18ホールですが、とても切りが悪いと思いませんか?これはゴルフの聖地セントアンドリュースのホール数で決まっているようです。もともと22ホール存在したものを近隣用地の関係、競技の関係などで18ホールに収まった形だと言われています。それを知るまでは、寒さの中ゴルフをしていた人がウイスキーをキャップに告ぎながらラウンドしていつも18ホールで空になっていたので18ホールになったということを信じていました。昔話のような話ですが、それくらいゴルフの歴史が古いということになりますね。

一般的にパー72というのがゴルフの基準になります。この72を1つの目安にしてゴルフをすることになります。場合によってはパー71もありますし、プロのトーナメントではパー70などもあります。基準になるパー72ですが、18ホールの内、パー4が10ホール、パー3が4ホール、パー5が4ホールになっているのが一般的です。合計すると72になるのです。

パー3、パー4、パー5はどうやって決めているかというと距離や起伏によって決まっていたと思いますが、最近では異常に長いパー3なども存在しますし、プロのトーナメントになるとパー4でもパー5の距離といってもおかしくないホールまで存在します。これはゴルフ道具(クラブやボール)などの進化が大きく、今までと同じゴルフ場のセッティングでは簡単すぎて信じられない好スコアが出てしまうからです。

毎年改良が重ねられ新しい素材や技術が生まれてくるゴルフ道具です。そのたびにゴルフコースを改良するわけにはいきませんので、クラブの規制が入るのは致し方ないわけです。

ストロークプレーとマッチプレー

ゴルフはボールをゴルフクラブで打ちカップへ入れる。何回打って入ったのかを1ホールの打数とします。それが18ホール続きますのでその合計がスコアということになります。至ってシンプルです。これをストロークプレーと言います。

ストロークプレーはあくまでもスコア同士を比べて勝ち負けを決する方式になります。ストロークプレーで記録したスコアに何も手を加えないスコアをグロスといい、ハンディキャップを引いたスコアをネットといいます。ハンディキャップはゴルフ場から与えられる正式なハンディもありますし、仲間同士のコンペで勝手に決めるハンディもあります。最近ではネットでハンディを計算してくれるところもあります。

知らない人とラウンドするときはハンディキャップを尋ねたりハンディを持たない人でもグロスのスコアを聞けば大まかな実力が分かります。

一方、マッチプレーという方式を聞いたことがありませんか?マッチプレーとは、1対1で争い1ホールごとに勝敗がつきます。最終的に負けている方が残りホールすべて勝ったとしても勝つことができないと分かった時点で勝敗が決することになります。

ストロークプレーよりもずっと昔から行なわれてきたのがこのマッチプレー方式です。現在では競技ゴルフでもない限りお目にかかれません。ストロークプレーよりも攻撃的になりますし、精神的にもタフでなければなりません。ゴルファーの中にはマッチプレーこそゴルフの醍醐味と感じている人も多いはずです。みなさんがもしもマッチプレーを行なうことができる環境になるのであれば是非チャレンジしてください。