ゴルフな気分-ゴルフクラブの選び方/売れ筋ギア

女性の中には信じられないくらいのちょっとしたパワーの持ち主がいらっしゃいます。学生時代からスポーツに取り組んできた人もいるでしょう。そのようなゴルファーがレディースのゴルフクラブを使ったところで上達は望めません。

レディースクラブは一般的にやさしさを求めるために、クラブが軽く仕上がっていますし、シャフト自体も柔らかくなっています。しかもシャフトの硬度(フレックス)はA、Lの一般的にはこの2種類です。Lよりも柔らかいLLというシャフトもありますが、Aより硬いシャフトになるとR(場合によってはR2が用意されています)になります。

レディースは諦めて男性用も試してみる

男性と女性(レディース)のクラブの大きな違いは上記のやさしさもさることながら、デザインの違いでしょう。レディースのゴルフクラブはとても可愛らしいデザインなのです。最近になって女子プロ人気によりようやくレディースクラブもそれなりに揃ってきましたが、男性用のクラブと比べるとまだまだ足りないのが現状です。

デザインさえ気にならなければ(ワイルドですけど)、男性用のクラブやシニア用のクラブまた最近は数種類のユニフレックスという男性女性共に使えるクラブを出しているメーカーもありますので選択肢の一つとして考えてみてもいいでしょう。

男性用のクラブと決めた場合、やさしいクラブにするべきです。男性用のクラブになると重量が一気に重くなります。クラブを振れるかどうか不安な場合は、みなさんの周りの男性に借りてみて試打することをおススメします。

ご自分で男性用クラブを購入される場合は、ドライバーにおいてはボールを上げるロフト角度は、11.5度以上のものが良いでしょう。また、シャフトはカーボンシャフトでR以下もしくはSR(女性向けにはかなり重く硬いと思います)でキックポイントが先調子のもので、トルクがなるべく大きい数値のものを選びたいです。

現在、男性用でも軽くやさしいクラブがたくさんあります。これはカーボンシャフトの開発が進んだことも大きな要因です。そのためパワーのある女性でも使えるクラブが増えてきたと思われます。

女子プロのセッティングが参考になる

宮里藍選手程度のパワーがあるのであれば、アイアンの軽量スチールシャフトも考えて良いでしょう。キャディーバッグの中に入れられるクラブはパターも入れて14本までです。女子プロのクラブセッティングがとても参考になるはずです。女子プロの場合、ウッドとユーティリティーを合わせて5~6本入れているのが最近の傾向です。(2010年)

「女性用のクラブを使えない」と嘆くよりも「選ばれた人間」と考えたいものです。

パワーのあるレディースのためのクラブセッティング(参考)